妹は旅行会社に勤めています。その関係で、海外への航空チケットがかなり安く手に入ることがあるのです。たいていは出発日ぎりぎりになって、空席がまだたくさん残っているようなフライトが、席を埋める目的で安い値段に下げているのです。妹はそんなお得なチケットがあると必ず私を誘ってくれるのです。私はフリーのライターの仕事をしているので、時間の融通がきくからです。妹から電話が来ると、スーツケースをぱぱっとつめて、
バスが船になる面白いツアー... の続きを読む
江戸時代において温泉は浴用のみならず、飲用としても盛んに利用されていた。もちろん、病気治療に供するためである。ややもするとわが国における「飲泉」療法は明治時代以後と考えがちだが、けっしてそうではない。江戸時代、あるいはそれ以前から、経験的に飲泉の有効性が認知され、各地の湯治場で温泉が飲まれていた。岐阜県下呂市の湯屋温泉。ここでは今も飲泉がおこなわれているが、江戸時代前期にはすでに飲用の具体的方法な
「飲泉」は昔から... の続きを読む
鉄道開業100年を迎えたこの年は各種の記念イベントが行なわれたがビッグプロジェクトとして7月15日、東京駅の総武本線地下ホームと同線東京〜錦糸町間地下快速線が完成。さらに房総電化開業により、外房線経由の東京・新宿〜安房鴨川間に〈わかしお〉、内房線経由の東京〜館山・千倉間に〈さざなみ〉を簡易リクライニングシート付きの183系電車で運転開始した。走行距離が100キロメートル程度と比較的短く、従来なら急
このころからサービスダウンが目立つ... の続きを読む
残念でならないのは、この点である。入浴剤を投じた人々は、自分たちの風呂にたたえられた湯が白骨の湯であることを忘れ、ただの温かい水と見た。つまり、白骨温泉を否定したのである。白骨温泉の本質を、歴史を、文化を否定したのである。これこそが、今回の白骨温泉入浴剤混入事件の核心ではないだろうか。白骨の一部の経営者にとって、温泉は単なる金儲けの道具でしかなかったということだ。「週刊ポスト」をはじめとしてマスコ
奇跡の湯を守ることこそが経営者の使命... の続きを読む
第三十六番青龍寺からようやく須崎市に入り、足摺岬に向かう国道56号線に出た地点で、時間が許せば寄り道していただきたいのが桑田山温泉である。須崎市の奥まった山間にある。立ち寄り湯を兼ねた一軒宿として、毎分三六〇リットルという豊富な源泉が渓流に滝のように流れ出しており、四国でも数少ない湯治場の雰囲気を漂わせる。歴史は古く、戦国武将が利用していたと伝えられるし、四国巡錫中の弘法大師発見伝説もあると聞けば
滝となって流れ出る湯量... の続きを読む
本来の湯治場の姿、湯治場で温泉と向きあう精神性が損なわれる傾向も見られるようになりました。温泉そのものの癒しや効能より、「温泉地に行く」ということに重きが置かれるようになった。そしてその延長線上に、現在のマガイモノ、ニセモノ温泉があると思うのです。「湯治」とは書いて字のごとく湯で治す、つまり病気や怪我を治したり、疲労を癒すことが大きな目的ですが、それと同時に心のけがれを落とす、心を清めるという意味
温泉が抱える問題... の続きを読む
四国の人には申しわけないが、四国は温泉大国・日本の中で最も温泉に恵まれないエリアである。相当の温泉通ならば、超有名ブランドの道後温泉以外に塩江温泉(香川県)、祖谷温泉(徳島県)などの名も出てくるだろうが、多くの人は道後温泉止まりだろう。私は四国の公共温泉だけでも一〇〇カ所近く入浴している。その多くはここ一〇数年の間に誕生した公共温泉である。「日本一の泉質、日本一のゆずの産地」(高知県北川村北川温泉
最も温泉に恵まれないエリア―四国... の続きを読む
湯の後は料理。この「つつじ亭」は味覚の宿としても知られている。料亭料理を基本としながらも時折変化球も交え、緩急自在の料理を、ゆっくり時間をかけて食べるのはこの宿ならではの愉しみ。リビングルームで、暖炉の傍のテーブルに次々出される料理を家族で囲めばすっかり別荘気分。掃除も料理も全てお任せ。「つつじ亭」に優る別荘なし、というわけで、やはりこの宿も人気に「超」が付く。四つの離れから先に予約が埋まっていく
緩急自在の料理をゆるり味わう幸せな時間... の続きを読む
温泉地を選ぶ際、参考にしてほしいのが、環境省が指定する国民保養温泉地と国民保健温泉地である。とくに自然環境や閑静な保養環境に恵まれた温泉地が希望であれば、ここから選べば当たりはずれは少ない。国民保養温泉地は、一九五四年に当時の厚生省が指定を始めて以来、環境庁、環境省に引き継がれ、二〇〇三年八月時点で全国九一か所、関係市町村は九九地域に上る。温泉の効能が顕著であること、湧出量が豊富であること、付近の
国民保養温泉地と国民保健温泉地... の続きを読む
クルーズでは船全体が大きな社交の場ですから、ドレスコードなどいくつかのマナーやルールがあることは事実です。しかし、決して難しく考えることではなく、より楽しく自分自身を演出する方法と解釈すればいいのではないでしょうか。クルーズ開始早々に船長主催の「ウェルカムディナー」があることは知られています。これは全員が着飾って集まり、かしこまって食事をしようというものではなく、これから何日間かにわたって顔を合わ
社交上のルールは自分を演出するため... の続きを読む
ホテルに滞在する時間はおよそ夕方から翌朝9時前後まで、12時間を超えます。言い換えれば、旅程の半分はホテルで過ごしていることになります。その意味では、航空運賃や航空会社選びより、ホテル選びははるかに大事なことと言えます。ホテルは訪問地でのあなたの家であり、部屋はリビングであり寝室です。バスやシャワーで一日の疲れをとり、くつろぎの時間と十分な安眠を得て体力回復を図る場所ですから、ホテル選びと部屋選び
シニアに優しいホテル選び... の続きを読む
これまでのホテル経営は、数多くの客室を有し、その空室をいかに埋めるかという「稼働率」を重視してきた。この稼働率を上げるためには、価格を割り引いても客室を満室にする営業手法を、どのホテルもとってきた。だがその結果、割引競争が起き、主要ホテルは1泊1万円台の低価格に苦しめられ、老舗ホテルほど上昇するスタッフの人件費負担に泣かされる結果となったのである。安売りすれば、いくら「満室」にしても収益は生まれな
稼働率から客室ごとの平均収益争いへ... の続きを読む
一九八八年四月、ホノルル在住のカメラマンは「地上の楽園」ハワイから、「地獄から生還した人々」の写真を全世界へ送信した。マウイ島の上空を飛んでいたボーイング737の天井が吹っ飛び、外から乗客が丸見えになったアロハ航空機がかろうじて地上にたどりついた姿だった。犠牲者がシートベルトをしていなかったスチュワーデス一名にとどまったのは、奇跡に近かった。信じられない光景の原因は、長年使用していた機体が金属疲労
老朽ぶりを表す“経年機”... の続きを読む
韓国が国家の威信をかけて仁川に建設した首都圏の新空港が二〇〇一年三月に開港した。当面は二本の滑走路で運用されるが、最終的には五〇〇〇ヘクタールの敷地(成田が全部できても一〇六五ヘクタール)に四〇〇〇メートル級の滑走路を五本建設する。韓国は人口が日本の三分の一しかないにもかかわらず成田の五倍もの広さの空港を建設するのは、明らかに日本市場を取り込もうとしているからだ。大規模なハブ空港が約一〇年で完成し
日本に多大な影響を与えそうな新ソウル空港... の続きを読む
温泉地の旧来型の旅館が厳しい時代を迎えている。なぜ、そうなったかというと、もはや、どんちゃん騒ぎの宴会で憂さを晴らすという時代ではなく、私たちは、先のハミルトン宇礼志野やこのリバーリトリート雅楽倶といったお洒落な温泉リゾートホテルで癒しを求めるようになったからではないか。リトリートという言葉を辞書で引いてみると「静かで休養のできる所」とある。この意味からも分かるように、温泉旅館のこれからの姿がここ
静かに休養できる場所... の続きを読む
たとえば、外国から友人が遊びに日本にやってきたとします。私なら、ホテルの寿司屋やレストランにその友人を連れていったりしません。もちろん、ホテルでもおいしいものはたくさんありますが、外国人である友人が、「日本の食」の雰囲気と味をぞんぶんに楽しめるかというと、そうはいかないと思うのです。では、どこに連れていくか。ガイドブック(たとえば「東京食べ歩き」といった類のもの)をめくって、そこに載っている店に連
住んでいる人に聞くのがいちばん... の続きを読む
エコツアーという聞き慣れない言葉が浸透してきた。目的地の自然や景観など生態系をこわすことなく行なおうという観光旅行である。これも環境に配慮しつつ観光したいという一種の「こだわり」旅行というべきだろう。その一つといってよい「クジラウォッチング」は、たとえばハワイでは1970年代の後半からすでに行なわれている。日本でも小笠原村や高知県の室戸市、大方町などで鯨のジャンプを船に乗って観察するメニューが用意
自分の足跡を残したい−エコツアー... の続きを読む
「こけしのふる里」としても知られる鳴子は、みちのくで最も魅力的な温泉郷といっていいだろう。鳴子を中心に、東鳴子、川渡、中山平、鬼首の五つの温泉地を鳴子温泉郷と総称する。荒雄川沿いに近代的なホテルや旅館が九〇軒近くも立ち並び、東北屈指の温泉郷を形成している。かつての「名湯」が「迷湯」になり果てた有名温泉地がごまんとあるなかで、鳴子が名湯としての衿持を今日もなお失っていないのは心強い。鳴子の一番の魅力
分類上、一一種類の泉質のうち九種類が揃う... の続きを読む
一流のホテルとはそもそも、どういうホテルを指すのだろうか。海外ではかなり分類がはっきりしている。星の数を一個から五個まで付けて分類する方法は、一番有名だ。星の数イコール料金ではないが、ほぼ比例しているので、旅行者はその日の予算や気分、TPOでホテルをセレクトすることができる。ホテル側も割りきっていて、客がプラスアルファのサービスを要求しても、「うちは二ツ星なのでそこまではできかねる」とはっきりいう
一流ホテルの概念とは?... の続きを読む
湯の集中管理をしていることがはっきりしている温泉で、このようなことがあったとすれば、明らかに事実と反していることになる。泉質の違う湯を混ぜて使用しているのだから当然成分は違っているはずだ。ところがこうしたことについて、役所から指導が入ったという話を聞いたことがない。だからこのような成分表が公然と掲示されているのだろう。おかしいのは、入浴客の中にこういう古い成分表を見て感心している人がいることである
最新の成分表の掲示と成分調査が必要... の続きを読む
温泉法では、水蒸気その他のガスを温泉と称するとしているが、これに水を当ててできた温水を温泉と称するとは書かれていない。家庭の都市ガスやプロパンガスで沸かした水を温泉とはいわないのと同じである。温泉としての本来の水蒸気を利用した例として、鉄輪温泉の蒸気吸入(呼吸器疾患に特効がある)や玉川温泉の岩盤浴(末期がんなどに特効があると言われている)などを挙げることができる。誤解しないでいただきたいのは、別府
水蒸気に水を当ててできた温水を温泉とはいわない... の続きを読む
これだけハードルが低ければ、科学技術が発達した今日、次から次へと各地に温泉施設が誕生するのも当然でしょう。そして、新しくつくられた施設ほど「楽な条件」しか満たしていない可能性が高いのはいうまでもありません。北海道浦河町の公共温泉「浦河温泉あえるの湯」も、きっとこのような条件でクリアした〈ニセ〉温泉だったにちがいありません。自然湧出の温泉は昔から温泉地として親しまれてきたわけで、これまで温泉の「お」
「マガイモノ」とは「ホンモノ」の温泉に似て非なるも... の続きを読む
うちの母は最近ものすごく韓流ドラマにハマっています。ドラマのみならずバラエティや歌なんかにもものすごくハマっているのですが、韓国にハマって以来韓国の食べ物とかにもものすごくハマっています。あまりにも韓国にハマりすぎて旅行に行きたいと言っているのですが、姉もものすごく韓流にハマっているみたいなので、韓国へ海外旅行へ行くのもいいんじゃないかなって思いました。母は行きたいところがたくさんあるみたいなので
韓国に海外旅行に行きたい母... の続きを読む
家族旅行は我が家にとっては、なかなかの贅沢なイベントであり、数える程しかありません。ここ10年で2回くらいしか行ってないような。直近では、龍馬伝をテレビでやっていた時に、龍馬好きの主人と息子の為に、四国高知への1泊。遡ること5〜6年前の、志村どうぶつ園のパン君に会いに行った阿蘇フゼムランドかな。久しく旅行に行っていませんが、家族全員一致で行きたい場所があるのです。それは、東京デイズニーランドです。
家族旅行で行ってみたい場所... の続きを読む