すっかり闇に包まれて、さほど外は見えないのだが、不思議と皆、窓際に席を取る。幾つかの集団は既に宴を始めている。ひとり客の姿は全く見掛けない。こういう場合、団体に比べて、ひとり客は極めて不利。佗しさだけが漂い、団体客からは時折、憐れみの眼差しすら向けられてしまうのだ。いつも集団で旅をしている人達にとって、ひとり旅は「優雅な」ではなく「気の毒な」に見えてしまうものらしい。レジの順番を待つ内、僕は一計を案じ、支払いを済ませた後、トレイを両手に持ったまま、レジ嬢に思い切って訊いてみた。
[参考サイトのご紹介]
幕張 ホテル
舞浜・浦安・船橋・幕張周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/120000/LRG_120500/
(ウェブページ)
松島 ホテル
松島センチュリーホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad312632/
(ウェブページ)
西鉄イン
西鉄イン天神 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad347335/
(ウェブページ)
鳴子温泉
鳴子温泉郷の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50041.html
(ウェブページ)
釧路 ホテル
釧路・阿寒・根室・川湯・屈斜路周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/010000/LRG_012600/
(ウェブページ)
「部屋に持っていっていいですか?」。きっと、そんな客は初めてだったのだろう。最初は僕が何を言ってるのか、意味が分からず、困惑の表情を浮かべていたが、さすがに豪華客船、ゲストの我が侭は叶えるべし、と指示されているのだろう。「いいですよ」と、半ば投げやりに、許可してくれた。せっかく特等室を取ったのだから、少しでも長く部屋に居たいと思うのが人情である。夜の海を眺めながら、部屋で寛いで遅い夕食を摂る。これこそが豪華船旅の醍醐味ではないか、我ながらグッドアイデア。取り放題になっているミニパックのカラシやポン酢、マヨネーズをトレイに山盛りし、自販機で缶ビールを調達して、いそいそと部屋に戻った。この、「いそいそ感」はかなりなものである。が、こういう時ほど注意が必要なのだ。